平成26年9月21日 第1回イギリス団体教伝会開催
日本の伝統武道に対する尊敬の念と…。
ロンドン郊外にあるトゥティング・レジャーセンターにて総勢48名の教伝会を開催。全員が柔術修行者であり、また2割近くが師範または道場主という何とも有り難い顔ぶれだ。参加者の多くの興味は、呼吸法と丹田が如何に技の威力と密接しているかを確かめたかったようだ。弊塾で指導している呼吸法を全ての会で披露したが、眼を凝らし一番熱心に修得しようとしていたのが此処だった。また主催者からのリクエストに応え、なるべく痛みを伴う技を用意した。痛い技ほど良い、というのが彼らの考え方らしい。剛力自慢の強面が半数を占めたが、会が進行するうちに徐々に力が抜け、最後は笑いに包まれ和やかな雰囲気で会の幕は降りた。近くのビア・レストランで打ち上げとなったが、やはりそこでも質問攻めの嵐。このような時に常に思うことは「英語をもっと勉強しておけば良かった。」である。